君は大道芸ワールドカップin静岡1999を知っているか。

 1992年から毎年11月上旬に行われるこのパフォーマンス大会。読んで字のごとく、世界各国から大道芸人が集まり技を競う。競うというよりも楽しんでいる気もする。
 その技、アイデアの数々を間近で見ると圧倒する。TVでは味わえないその場の雰囲気というのも存在する。世界各国からたくさんの人パフォーマーが集まっていたがその中のいくつかを紹介する。これらは自分が実際に見たものである。(近いうちに写真も載せる予定です。)  

 カメレオン 

 彼らのパフォーマンスはコミックパフォーマンス数の部類にはいるだろうか。ジャグリングあり、綱渡りあり、笑えるんフォーマンスである。しかし笑いの取り方がヨーロッパ風である。このため日本では若干馴染まわないような気がする。      

 フーラ

 空中ブランコでダンスを踊るスペインの女性である。いろいろな技を見せてくれ、官能的、芸術的なパフォーマンスであるがややインパクト欠ける。高い位置でのパフォーマンスなので、どこからでも見れるというのは実に助かる。

 インビジブル・マスターズ

 簡単にいうと、人形使いである。操り人形を実にうまくジャズ、レゲエに合わせて踊らせている。その人形達の動きを見ていて感心してしまう、なかなかの出来である。人形が物まねをしているのだが、それが特徴をつかんでおりとても楽しい。  

 ヨーヘン・シェル 

 彼の技はなんといっても素晴らしいの一言に尽きる。ディアブロやリングが舞う、まさにアートの世界といってもいいかもしれない。この技パフォーマンスは素晴らしい。また彼独自の世界をつくっているといってもいいだろう。 3個のディアブロのお手玉は必見。      

 リエンドレ・リベラ&クレール・デュクル

 このパフォーマンスはなんと言って表明したらよいのかよくわからないが、ある種の無言劇といっていいだろう。ホームレスの2人が繰り広げる劇なのだが、2人が出会い、結婚して家を建て、子供が生まれ育っていく様子を、一夜の夢の如く表現する。残念ながら、ここで文化の違いをやや実感、日本には彼らのようなホームレスはいないからである。だから彼らのパフォーマンスを理解するのに若干のギャップがある。

 マイケル ロロフ&カンパニー

 ともかくすごい。円筒形の筒を組み合わせ、縦横両方に動くボードの上に逆立ちをする。驚くほどのバランス感覚である。日本語も話せ、なかなか面白い。      

 サルゲイリー

 彼はポルトガルで有名なマジシャンらしいが、ただ残念なことは、手品ということだけで他に何もない事である、ステージマジックを屋外で行ったに過ぎず、ややパンチに欠ける。ストリートで手品を行うには、やはり無理があるのだろうか。      

 スティックルバック・プラスティカ

 ダンスをコメディーにして踊るのパフォーマンス。これが面白い、しかし残念なのは、彼らのパフォーマンスがダンスのパロディーダンスなので、ダンスそのものを知っていないとその面白さがわからない。残念ながら日本ではダンスはまだまだマイナーな趣味といっていいので、日本で高い評価を得るのは難しいのではないだろうか。

 ストレンジ・フルート

 棒の上にのった人間たちが棒と一緒にダンスをする。棒がしなり前後左右に動きまわり、それに合わせて人間が動く。一瞬すごいと思うが、それ以上の動きがないのが残念。本当はストーリー性があるのかもしれないが解らなかった。      

 サンキュー手塚

 なんといっても面白い。彼のパフォーマンスは、ジャグリングや手品という技を持っているわけではない。だが彼の持っているアイデアは実に素晴らしい。アイデア1つでどれだけでも楽しく出来る事を証明したのではないだろうか。毎年見ているが常に新しいアイデアを生み出している。ワールドカップのチャンピオンなったのもなっとく。      

 トリオ・シャリポフ

 大きな車輪の中に入って走る3人組である、彼らの音楽に合わせて繰り広げられるパフォーマンスは、サーカスを見ているようである。

 ワルドミアー・ミュラー

 身近にある物を使って行うジャグリングは、楽しいのは楽しいのであるが、これといったインパクトが無いところが残念である。      

 大道バカ一代

 彼らの行うジャグリングは、はっきり言って技術的な面から言えばもっと上手い人がいるはず。しかしながら彼らのキャラクターは実に楽しい。アイディアも目を見張るものがあるといってもいいだろう。所々にジョークや落ちが盛り込まれており、その笑いのツボにはまれば最高に面白い気がする。これからの発展が実に楽しみなコンビである。      

 サブリミット

 男女のコンビによるジャグリングとアクロバットである。実に素晴らしいアクロバットを見せてくれる。難しい技を簡単そうに次々とこなしていくアクロバットは見て損はない。

 SIRIUS シリウス

 曲に合わせてダンスを踊り、パフォーマンスを繰り広げる。仮面を使ったパントマイムや、海をイメージしたパントマイムは見ごたえ十分と言ってもいいだろう。      

 タック

 ジャグリングもさる事ながら、そのキャラクター、話術がなかなか面白い。観客を巻き込んでしまう彼のパフォーマンスはすばらしい。なかなかいいキャラクター性を持っているといってもいいだろう。      

 ダンディGO

 背広姿でジャグリングを行う。観客へのサービスも楽しく、ダンディな決めポーズがすばらしい。実に楽しかった。

 つぶつぶオレンジ

 2人のコンビネーションがとても決まっている。楽しいしゃべりや、観客を巻き込んでのパフォーマンスは、細かく計算されていて実に素晴らしい。      

 鶴岡アキラ

 彼の演技はパントマイム中心に組み立てられている。新体操のリボンを使ったり、指揮者の物まねをしたりと、ユーモアがふんだんに盛り込まれており、楽しませてくれる。      

 フライングモンキー SASUKE

 男性3人と、女性1人による本格的なアクロバットを見せてくれる。

 Mr.アパッチ

 BMXを使った曲芸を見せてくれる。クラブの技は特に素晴らしく、御勧めです。      

 秦亜利

 いわゆる中国雑技団みたいな技を数多くみせてくれる。一輪車に乗ってカップを頭に乗せていく芸は、ずばり中国雑技団。      

 トリックマスター TAKASHI

 手品とジャグリングの芸。話術がすばらしく、テンポ良く技を披露してくれる。ジョークが効いていて、笑いが絶えない。今回は全身赤色の服装(メガネも)で登場。

 ミスター・ハム

 ジャグリングあり、バランス芸あり、外人さんなのに日本語が上手で、観客を沸かせていた。      

 雪竹太郎

 出し物は「人間美術館」、その場の雰囲気で演じる題目を選択し、観客の反応に対してのアドリブが実にうまい。時間にとらわれず、ずっと見ていたい。そんなパフォーマンスです。

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