なぜカメラのフラッシュはレンズの上に付いているのか?

 皆さんは、カメラのフラッシュがなぜレンズの上に付いているか考えた事がありますか?

 これには明確な理由があります。
 写真屋さんで写真を撮るときは、フラッシュが高い位置で(場合によっては2ヶ所)セットされているのを見たことはありませんか?
 この理由は背景に影を残さないためです。しかしながら手持ちのカメラではフラッシュを高い位置にすることが出来ません。
 ですから、すこしでも良い写真が撮れるように、すなわち影を下側に出すためにフラッシュは上についているのです。
 下の写真を見てください。影が上に出ると背後霊が憑いているようで決して良い写真ではありません。

 この事を考えると、人物を写す時には人がどちらの方向を向いているかでカメラの向きを変える必要があります。
 写真を縦にとる場合、人が左を向いている場合、右を向いている場合でよい写真であったり、わるい写真になったりします。
 下の写真では左下の写真は人の顔側に影が出ています。右下の写真は影が人の背中側に出ています。どちらの写真が良いかというと、右下の写真の方が良い写真になります。

 下の写真では左下の写真は影が人の背中側に出ています。右下の写真は人の顔側に影が出ています。どちらの写真が良いかというと、今度は左下の写真の方が良い写真になります。

 同じカメラの向きでも人の向いている方向でよい写真になったり、わるい写真になったりします。
 これを教訓的に言うとすると、「たくさん写真を撮れば、たまには良い写真も撮れる。しかし確実に良い写真を撮るためには、カメラのフラッシュの位置についても考えなければならない。たくさん練習すれば、たまには良い結果も出るでしょう。しかしながら確実に良い成績を出すためには、練習内容についても考えなければならない。」ということになるでしょうか?
 カメラのメーカーは必ずフラッシュをレンズの上になるように設計します。しかしカメラのフラッシュが上に付いてる理由は、取り扱い説明書には書いてありません。当たり前ですが、考える事が出来る人間には得な世の中ですが、何も考えない人間には損な世の中なのです。
 ですからいろいろな事に考えをめぐらせるのは、とても楽しいです。

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