錯覚について知ろう その1
目の錯覚はなぜ起こるのでしょうか?
錯覚には脳の作用と、心理的なものが作用しています。
人間の目は、見たものに何らかの意味を持たせて理解するようになってます。
下の絵を見てください。黒い円の一部が切り取られた図形がいくつか配置してあります。
見えない白い三角が見えますか。
次の図形を見てください、無いはずの四角が見えますか?
直線だけではありません。曲線でもこの現象が起こります。
何故このような錯覚が起こるのかというと、人間は(人以外の動物も実はこのような錯覚が存在します)無意味な図形に対して何らかの意味を持たせて理解するようになっているのです。
なぜ無意味な図形に対して意味を持たせて理解するのでしょう?
理由の1つに心理的な要因として、意味を持たせる事で心理的に安定することがあげられます。
もう一つの要因は、情報量の問題です。下の図のような一部が欠けた5種類の円の形と場所を覚えるより、
下の図形のように5つの円と右の図形の組み合わせだと覚えた方が簡単だからです。

次にこの図形を見てください、おそらく何の図形かわからないと思いますが、
こうしたらどうでしょう? ARCHEYYの字が読めますか?
このように人間は、欠けている部分を補って理解するようになっているのです。
これは生きていくためにとても大切な事なのです。
完全なものを見て、はじめて理解出来るようならば、行動において若干のタイムロスがでます。
つまり、猛獣の全体を見てから逃げ出したのでは間に合わないという事です。猛獣の一部を見て、全体を想像する事で早く逃げる事が出来るのです。
錯覚の原因がすべてこれで説明できるわけではありません。下の図形はなぜ歪んで見えるのかはっきりした理由がわかっていません。
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