チューニング編その1 ノッキングポイントを自分で作れますか?
この質問はこれだけでなく更に”今のノッキングポイントは作り替えなくて大丈夫ですか?”と続けたい。ノッキングポイントを作れる事が出来ても、ノッキングポイントを作り替える必要があるのにそれをしないようでは、出来ない事と同じではないだろうか。能力がある事と、能力が発揮できる事とはイコールでないと言う事である。得点を望むのであれば道具はできる範囲でいいからベターな状態にすべきである。
チューニング編その2 ハイトを1インチ以上変えた事がありますか?
初・中級者はハイトを1/8インチや1/4インチぐらい変えたぐらいでは、その差はまず分からない。だから初・中級者がチューニングを行う場合、小さくチョコチョコ変化させるより大きく変えた方が良い、仮にそれがメーカー推奨の適正ハイトを超えたところであっても気にしてはいけない。
チューニング編その3 プランジャーをいじってみよう。
プランジャーの調整としては、センターショットを合わせる為の長さの調節、矢が蛇行する際の衝撃を緩和するバネの強弱の2つが挙げられる。調整はいたって簡単でネジをゆるめてまわすだけ。どのような時にどのように動かすかをここで述べても良いが、自分で調整した経験が必ず役に立つと考えて、このくらいは自分で試してほしい。アドバイスとしては調整する前の状態に戻せるように、何回まわしたかをしっかり覚えておくと良い。
チューニング編その4 いろいろ試してみよう。
チューニングは一言で言ってしまえば、いろいろ試してみるに尽きる。たとえそれが間違っていても、いろいろな事を行う事により道具の適性を学び、自分の特徴を知り進歩していく。道具に自分を合わせるのでなく、自分に道具を合わせる事が大切なのである。特に自分はアーチェリーの能力が低いかもしれないと思っている人は、こういう所で差を詰めるしかない。
次に初・中級者のチューニングリストを挙げる。
初心者レベル以上
ノッキングポイントの高さ
ハイトの高さ
プランジャーの長さ(センターショット)
ロッドのウエイトの個数
中級者レベル以上
プランジャーのスプリングの強さ
チラーハイトの差
弦の太さ(本数、材質)
Vバーの高さ、広さ
矢のポイントのウエイト
チューニングはその人の実力に応じて行うべきであり、その時の目安は違いの分かるレベルで行うという事、例えばプランジャーの1/2回転の違いが分からないのなら、1/4回転1/8回転の調整は無意味だという事である。実力が上がり、1/4回転の違いが分かるようになったその時は1/4回転での調整を行えば良い。ハイトなら5mmの違いが分からないのなら、1mm単位の調整は無意味で10mmの違いしか分からなければ10mm単位での調整で十分だという事。
雑誌アーチェリー1999-5月号より抜粋