矢が斜めに刺さった場合、何点得をするのだろうか?

 矢が斜めに刺さった場合、断面積が大きくなり有利になると考えられます。ではその場合は何点ぐらい得をしているのだろうか?

 まず矢を斜めに刺す方法として、羽を2枚にして、左右で逆の角度を付けます。
 矢が回転しなく、羽が凧の役目をして、矢が傾いて飛んでいき、矢が斜めに刺さり断面積が大きくなります。

 では何点ぐらい得点が有利になるかを考えて見ます。
 斜めに刺さる矢は、30度と45度の場合の2つを考えます。現実的には45度より大きい角度で常に刺さるのは難しいいと考えるからです。
 45度以上のばあい、ポイントの形状等を考えると、刺さらずにはね返ると思われるからです。
 単純に斜めに刺さった場合、最大径が下記の表のようになります。

矢のサイズ みかけの最大径
30度 45度
16 18.5 22.6
17 19.6 24.0
18 20.8 25.5
19 21.9 26.9
20 23.1 28.3
21 24.2 29.7
22 25.4 31.1
23 26.6 32.5

 斜めに刺さった矢は、この最大径の矢よりは断面積が小さいので、得する得点もこれを超えることはありません。
 20の矢が30度で刺さった場合、最大径は23.1になります。直径23.1の矢で打った場合、真っ直ぐ刺さった20の矢と比較すると、30射で最大約0.7得点が有利になります。
 ですから、現実には0.7点より少ない得点しか有利になりません。

 矢の太さと、刺さる角度、グルーピングの関係をグラフで表すと下のようになります。

 23の矢を45度で刺した場合でも得する点は平均で1点にとどきません。30度で刺した場合は、0.4点未満です。この結果から考えると、斜めに刺す事を考えるより、矢を太くするほうがはるかに効率的です。

 この結果を計算する前は、斜めに刺す効果がかなりあると思ったのですが、それは大間違いで、はっきり言ってほとんど無いと言えます。皆さんはどう感じましたか?

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