人間の視力と的の大きさについて考えてみよう。
視力が1.0とか、0.1とか言いますが、それは意味をご存じですか。
「視力」というのは、目の解像度を示す指標の一つで、具体的には2点を識別する能力のことです。
そして、目が識別できる最小の2点が目に対して成す角を「最小視角」といいます、この最小視角をもとに視力を表します。つまり、「1/視角」が「視力」ということになります。
ちなみに太陽の大きさはどのくらいでしょう?太陽と月は見かけの大きさがほぼ同じなので、月の大きさで考えてもOKです。
視力を調べるのにドーナツの一部が切れているような図形を用いています。
視力1.0というのは、1分(1度の60分の1 1度=60分)の視角で切れ目を2点として識別できる、ということになります。視力2.0は0.5分の2点が識別できるということになります。
1分という角度はどのくらいの角度かというと、時計の短針(長針ではありません)が2秒間に動く角度です。別の言い方をすれば、70m先の1円玉の大きさです。地球から見て太陽が4秒間に動く角度も1分です。
視力が1.0の人は30m先で約9mm離れた2点が識別できます。つまりインナー10(半径20mm)の上・中心・その中間を区別することはできますが、それ以上は出来ないことになります。
イメージ的には30m先の80cm的は、下図にように見えます。(あくまでもイメージの話しです)


答えは18m先の40cm的の赤色(7点)までの大きさと、見かけはほぼ同じ大きさになります。