ACEとX10の比較

 X10は横風に強く、失速が少なく長距離で有利と言われています。
 本当にそうなのかを実射で、試してみました。
 X10 550 とACE 470 共に重さ21.1g 長さ72.6cmの矢を用意して、同じ弓(コンパウンド52ポンド)、同じサイトで90m、70m、50m、30mで射って見ました。
 結論は下に示す写真のようになりました。

距離
横からの写真
正面写真 X10=赤、ACE=青
30m
50m
70m
90m

 結論から言うと、差はまったくありませんでした。30mで同じところに刺さったので、長距離になるにしたがって失速の少ないといわれるX10が徐々に上の方に刺さるかと思ったのですが、90mでも差は出ませんでした。
 ではX10の風に強いというのは迷信かと言うと、そうではありません。ACEと比較して明らかに細いので、横風に対しての抵抗は少なく流されにくいのは確かです。
 しかしながら、失速の度合いが少ないというのは、ACEと比較する限りでは迷信と言えます。失速の度合いを少なくするには、矢の重量を重くする(ポイントを重くする)方が効果が大きいと考えられます。
 ただし同じスパインということを考えると、X10にした方がポイントを重く出来るので、その効果分だけ失速が少なくなります。

 X10はACEにくらべ、細い分だけ横風に対して強いといえますが、失速に関してはACEとの差は少ないと思います。

洋弓学校 に戻る  

Archery City に戻る