日本の住宅の平均寿命は約26年といわれています。住宅金融公庫の返済期間は最長35年ですから、返済が終るよりも早く住宅の寿命がくるということです。それはなぜか。日本人の住宅に対する考え方に原因があると思います。住宅を立てる時に、設計、監理、施工を住宅メーカーや工務店に一貫して依頼している場合がほとんどです。時代背景が違いますが、昔ながらの日本の住宅はこんなに寿命が短くはありませんでした。それでも曲がりなりにも20年以上問題がなく住まうことができればいいのですが、完成後間もなく、様々な問題が生じることがあります。いわゆる欠陥住宅です。私の欠陥住宅の調査をしてきました経験から
欠陥住宅の理由は、
これを防ぐには、しっかりとした設計と、施工業者とは別の監理者を立てることです。設計から施工まで一貫して発注すると、設計監理料の分だけ得するというように思われている方もありますが、とんでもない誤解です。金額も施工業者の言い値、施工も好きに任せていて、金額に見合う建物ができるのか、御希望の長持ちする住宅になるのか、考えて頂きたいと思います。